John Butler Sound・プリアンプ


今回はJohnが使用しているプリアンプについて紹介していきます。
まず、プリアンプとは何かと言いますと、
基本的な使い方としては音を増幅させ、他機器との音量互換性を合わせる機械と考えると簡単かと思います。

Johnが使用しているピックアップは2つとも電池を使用したアクティブピックアップで、プリアンプ内蔵のものなので、プリアンプを通さなくてもアンプから音は出ます。

ではなぜプリアンプを使うか?

それは
  1. 2chプリアンプを使い音をミックスさせたいから。
  2. 手元で音量調整ができる
  3. EQの調整が出来る
  4. 物によっては音が良くなる。その機器の特性を持ったEQになるといった方が良いのかも知れません。音が太くなると言われています。
  5. Send Return等の利便性。
Johnはこのプリアンプを使用し、アコースティックギターの音と、歪んだエレキギターの
様な音をブレンドしています。

では使用されてきたプリアンプを紹介していきます。


1.Fish Man  Acoustic  Blender
このプリアンプは初期に利用されていたとのことです。
2010年の来日時にはこのプリアンプが使われていたと思います。

2.Midas XL-42

出典:https://www.youtube.com/watch?v=gbU_EoMpnfc

現在はMidas XL-42を使用されています。
John曰く、「このプリアンプがあるからアコースティックギターの音と歪んだ音を
上手くブレンド出来ている」そうです。
このプリアンプには2chに独立したパラメトリックEQが搭載されており、
音創りに大きな役割を果たしているようです。
写真で分かる通り、手書きでツマミの位置を書いていたりしますね。
John 曰く、マグネティックの音が6割、AP5の音が4割位の感覚で音創りをされているそ
うです。

3.Avalon Design U5
AP5→DI→U5→XL42 と繋げています。
このU5はEQが予め作られた6つのトーンバリエーションがあり、AP5ピックアップとの相性が良いようです。私ももの凄く使って見たいのですが重いし良い値段なのでまだ持っていません。ベースのDIとしても有名なようです。
機器説明
AVALON「U-5」は、楽器やスピーカーからの信号をバランスの取れたピュアクラスAの信号とマイクレベルのダイレクト信号に変換する、高品位のダイレクトボックスです。本機の100%ディスクリート回路から出力されるピュアクラスAのバランス信号は、楽器などが本来持つサウンドキャラクターを損なうことなく、さらにパワフル且つダイナミックなサウンドへと変貌させます。そのクオリティは既に世界各国で認められており、プロミュージシャンの使用機材として様々な映像でも目にする事が出来ます。ダイレクトボックスの一般的なイメージであるベースへの使用は勿論のこと、アコースティックギターや鍵盤系など、様々な楽器にもお使い頂けます。
 4.Avalon Design M5
つなぎ方Mag Mic→DI→M5→XL42 のSEND→歪みエフェクター→マーシャルアンプ。
機器説明
AVALON M5 ピュア クラスAマイクプリアンプは、現在最高の音楽性能とローノイズを誇る、フルファンクション・プ リアンプです。圧倒的なシグナル・インテグリティとパフォーマンスを実現するため最新のトランスインプットステージ をツイン・ハイパフォーマンス・クラスAカスコードFET およびバイポーラディスクリートアンプと組み合わせ、コン パクトに最上の音質が得られるよう設計されています。またヴォーカルやアコースティック楽器のみならず、ベース/ ギ ター/ キーボード等のダイレクトレコーディングにもアクティヴDI として使用できます。 世界の有名ヴォーカリスト達がレコーディングセッションやスタジオまたはライヴパフォーマンスで披露してきた豊かで ダイナミックそして深みのある最高品質のサウンドを、是非あなたの作品で味わってみて下さい。
5.JDI  Duplex DI
機器説明
本機は機能満載なステレオ・パッシブDIボックスです。XLRや1/4インチ・フォーンに加え、RCAやミニ・フォーン端子を装備しています。スルー端子を入力としても使用できるので、色々な機器を様々な方法で接続できます。
楽器|放送機材|AV機器等を高品質でノイズの少ない信号で扱えます。繋ぐだけですぐに使え、過酷な使用に耐える頑丈さがあります。
高品質なJensenトランスを搭載
本機はJensenオーディオ・トランスを2基搭載し、音源本来の高品質なオーディオ信号のままで取り扱えます。
信号は位相ズレや歪みがほぼ無く、フラットな周波数特性です。極度にドライブさせても、トランスにより自然なサチュレーションのウォームなサウンドにできるので、電子ピアノや電子ドラムのような高出力楽器での使用にも最適です。
オーディオ・システムやビデオ・モニターに、グランドループが原因で発生するハムやバズは、アイソレートされたトランスにより除去できます。
様々な端子を装備
本機は様々な端子を装備しています。1/4インチフォーンは楽器用、RCA & 3.5mm TRSはアンバランス-10dBの民生機用、XLRは+4dBのプロ・オーディオ機器用です。
プロ仕様のタフ設計
プロの現場での過酷な使用にも耐える非常にタフな作りです。スイッチの周りが張り出した独特なブックエンド・スタイルにより、フロント・パネルの端子を保護しスイッチが不意に押されることを防ぎます。
ケースは14ゲージ・スチール製と頑丈で、内部フレームは衝撃やねじれに強く、ハンダ剥がれの起こりにくい基板を使用しています。トランスはミューメタル缶で保護され、ファラデー・シールドを形成し、ステージアンプから発生する磁気等からトランスを守ります。底面にはパッドがあり、絶縁効果に加え、滑り止めとしても機能します。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=gbU_EoMpnfc
 
まず全ての機器がこのDIを通っていきます。
次回はJohnが使用のペダルボードについて書いていきます。



目次
John Butler 「Ocean」との出会い。
John Butler使用Guitar ①ブランドについて
John Butler 使用guitar ②モデルついて
John Butler 使用Guitar③Guitarヘッドの彫刻について
John Butlerメインギターは!!!!!
John Butler Sounds①AP5proピックアップ
John Butler Sounds ②Seymour Duncan Mag Micピックアップ
バッテリーBOX増設
John Butler Sound③プリアンプ
John Butler Sound④エフェクトペダルボードについて
John Butler Sound⑤アンプについて
JOHN BUTLER SOUND⑥機材の配列(総まとめ)
John Butlerのネイルについて
John Butler使用カポタストについて
Maton Guitarの弾きやすさの秘密&音について
私はなぜJOHN BUTLER の「OCEAN」を弾くのか・・・
MYGUITAR「MATON SRS70/12」について



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